海外とはまったく縁がなかった私が、「留学したい!」と決意した日。
でも、そこからが大きな壁の連続でした。どのように実現するのか?いつ始めるのか?どんな準備が必要なのか?
頭の中は疑問と不安だらけ。
毎日、必死にGoogleで情報を探しては迷い、また探して…そんな日々が続きました。
さらに、「留学エージェントには頼らず、自分の力でやり遂げたい!」と決めたものの、限られた情報だけでは全てをカバーするのは難しいという現実にも直面。
それでも、なんとか自分で道を切り開き、家族や知人の助けもないまま、単身で海外留学生活をスタートしました。
もちろん、全てが初めての挑戦で、失敗や大変なことも山ほどありました。
それでも、小さな成功を積み重ねていくたびに、「この経験をシェアすることで、同じように挑戦したい人の役に立てるかもしれない」と思うようになり、このサイトを立ち上げました。
「どうやって留学を実現するの?」
「英語学習はどう進めればいい?」
「実際にどんな生活が待っているの?」
そんな疑問に答えられるよう、私のリアルな経験から得た情報やヒントをお届けします。
ここからは私の経験についてもう少し深掘りしていきます。
興味あればぜひ!

1. 留学を決めたきっかけ
中学生の頃、私は英語が大の苦手でした。そんな私を見かねた母が、知り合いの英会話教室の先生を紹介してくれたのが英語との出会いの始まりでした。週に1回のレッスンでしたが、新しい言語を学ぶ楽しさに夢中になり、英語が少しずつ好きになっていきました。そして、気づけば「英語を使って仕事ができたら素敵だな」という漠然とした夢を抱くように。
そのまま普通の学生生活を送りながら、私はもう一つの大きな情熱であるバスケットボールに熱中しました。部活でのプレーに全力を注ぎ、引退後は家族ぐるみで“バスケ観戦”を楽しむように。そんな環境の中で、「英語を活かしてスポーツ業界で働きたい」という夢が具体的に形作られていきました。特にNBAの試合に心を奪われ、日本を超えた大きなスポーツ業界でキャリアを築きたいという思いが強くなっていきました。
当初はアメリカ留学を目指していましたが、さまざまな理由で断念。しかし、調べていく中でカナダにも多くのプロフェッショナルなスポーツチームがあることを知り、カナダでスポーツビジネスを学ぶことを決意しました。
現在はカナダで学びながら経験を積み、さらなるステップアップを目指しています。最終的には、アメリカでスポーツ業界に挑戦するという夢を叶えるため、ここで学び続けています。
2. 留学準備期間
本来なら、高校卒業後すぐに留学する予定でした。しかし、その時期はちょうど新型コロナウイルスが世界中で広がり始めたタイミング。計画は断念せざるを得ませんでした。
それでも、「どうせ行くなら準備万端で、なるべく自分の力で挑戦したい。そして親への経済的負担を減らしたい」ということから、方向転換。二年間の準備期間を設けることを決めました。
その二年間は、自分にとって本当に大きな挑戦の日々でした。英語力を伸ばすためにIELTSの勉強に励む一方で、何よりも費用を自分で準備することに全力を注ぎました。朝から晩までフルタイムの仕事をこなし、さらに夜は居酒屋でアルバイト。毎日が同じような繰り返しで、正直とても大変でした。
でも、今振り返ると、この準備期間で得た経験は自分にとってかけがえのない財産となっています。
社会に出てさまざまな人と出会い、多くのことを学びました。高校卒業後すぐに留学していたら得られなかった「実社会での経験」と「自分で築いた土台」が、私の留学生活を何百倍も価値あるものにしてくれていると感じます。
あの二年間の努力がなければ、今の私はきっともっと怠けがちで、新しいことや厳しい壁に挑むメンタルも備わっていなかったでしょう。だからこそ、あの大変な日々も私の人生にとって大きな意味を持つ、重要な時間だったと思っています。


3. 寮生活・学校生活に慣れるまで: 友達と彼との出会い
カナダに来る前、一番不安だったのは「友達ができるかな?」ということ。でも、そんな心配は全く必要ありませんでした!
学校の寮生活が始まる前、セメスター開始1週間前にオリエンテーションがあって、毎日いろんなイベントが盛りだくさん。自然と友達がたくさんできました。寮に住む学生はほとんどが留学生で、みんな同じように「新しい友達がほしい!」と思っているから、あっという間に仲良くなれたんです。
一緒にトロントを観光したり、お互いの文化を教え合ったり、勉強したり…毎日が新しいことだらけで楽しい日々でした。
彼ともこのオリエンテーションで出会いました!出会って数週間で付き合い始めたと日本の家族や友達に話したら「早すぎない!?」って驚かれましたが、「なんとでもなるでしょ!」で今では1年半以上続いています。
英語に関しては、正直めちゃくちゃ苦労しました。日本でたくさん勉強してきたつもりでも、現地では全然通じなくてショックでした。他の留学生たちは小さい頃から英語に触れてきた子が多くて、ほぼネイティブレベル。私は言いたいことが全然言えず、相手が話している内容もほとんどわからない…そんな時はとりあえず笑ってごまかす毎日でした(笑)。
さらに、日本とは全く違う授業や課題のスタイルにも慣れる必要がありました。教授やクラスメートの話を理解するのも一苦労だし、ディスカッションやプレゼンテーションなんて、ほぼ初体験。最初のセメスターは「学校生活とカナダ生活に慣れること」に全力を注ぎました。
4. 現地でのアルバイト
カナダでの生活や学校生活にも少しずつ慣れてきた頃、「もっと上を目指そう」と2セメスター目がスタートしました。
1セメスター目から教授が繰り返し強調していたのは、スポーツ業界は競争が激しく、成功するには「経験」と「人とのコネクション」が何より重要だということ。クラスメートの多くはカナダ人で、高校時代からスポーツチームでのコーチ経験やボランティアをしている人ばかり。そんな中、カナダでの経験も人脈もゼロの私は、「この段階ですでに遅れをとっているな」と強く感じていました。
さらに、当時のカナダは経済状況が厳しく、移民を多く受け入れている影響で、仕事を見つけるのが非常に難しい時期でした。それでも、「将来目指すポジションに就くためには、今から経験を積んで人脈を広げなければ!」と決意。アルバイトとボランティア活動に本格的に挑戦することにしました。
まずはレジュメ(履歴書)をひたすら配り歩く日々。結果として、カナダで一番大きなショッピングモールにあるH&Mでアルバイトを始めることができました。夏の間はボランティア活動にも積極的に参加し、少しずつ履歴書に書ける経験を増やしていきました。この時期の経験については、また別の記事で詳しく書きますね。
半年ほど働いた後、どうしてもH&Mを辞めたくなり(笑)、次のアルバイト探しをスタート。再びレジュメを配り歩く日々が続きましたが、最終的にカナダのチェーンレストランでフロントホスト兼サーバーとして働くことに!
このレストランはバーとレストランが併設されていて、大きなスクリーンでスポーツの試合が放送される、いわゆる「カナダ&アメリカンスタイル」のお店。働いているときはいつも、「これって海外ドラマで見たレストランそのままだな~」なんて思いながら、楽しみつつ仕事していました(笑)。
アルバイトの経験はとても貴重なものでした。学校以外で新しい友達ができ、英語力も驚くほど伸びました。そして、何よりカナダでは日本のような学歴重視ではなく、経験・スキルが重視されます。アルバイトを通じて、履歴書に書ける実績が増えただけでなく、自分をアピールする材料を得られたことが、将来の不安を少しずつ和らげてくれました。


5. インターンシップ
私のプログラムでは、3年生になると「co-op」というインターンシップを行い、単位を取得する仕組みがあります。でも、それはまだ2年後の話。周りのクラスメートたちは「まだ時間あるし大丈夫でしょ~」とのんびりムードです。
しかし、私が目指すスポーツ業界は競争率が非常に高い業界です。さらに、現時点で業界でのコネクションが全くない私にとって、早いうちから動き出さなければ手遅れになると感じていました。「目指しているポジションに近づくためには、今から経験を積んで人脈を作らなければ!」という焦りが大きなモチベーションとなりました。
そんな中、教授に相談してみると、偶然にも彼の知り合いがインターンを募集しているとの情報を教えてくれました。その組織は、日本で例えると「大学体育協会」のような誰もが知る大きな団体。「さすがに無理だろう」と思いつつも、思い切って履歴書を送付。すると、面接オファーが!さらに、その後ジョブオファーまでいただけることに!自分でも驚きました。
現在はデジタルマーケティングのポジションで主にSNSマーケティングを担当しています。上司たちはとても親切で、私が少しでも多くのことを学べるよう、フィードバックをくれたり、チームミーティングに参加させてもらったりしています。他部署の仕事を体験させてもらえる機会も多く、さらには年に一度の取締役会にも参加させていただき、本当に貴重な経験を積んでいます。
特に印象的だったのは、インスタグラムのフォロワーを二倍以上増やすことができたことです。各カレッジのスポーツチームの写真や動画を題材にしてコンテンツを作成するので、スポーツに直接関わりながら仕事ができるのは、本当に幸せです。この経験を通して、「スポーツマネジメントを選んで良かった!」と改めて感じています。
もちろん、毎日が順調というわけではありません。まだまだ未熟だと感じることも多く、精神的にしんどいこともたくさんあります。そして、インターン、アルバイト、学校生活のすべてをこなすのは正直大変です。でも、「この努力が数年後の自分につながる!」と信じて、なんとか乗り切っています(笑)。
6. わたしの将来について
私のプログラムでは、3年生になると「co-op」というインターンシップを行い、単位を取得する仕組みがあります。でも、それはまだ2年後の話。周りのクラスメートたちは「まだ時間あるし大丈夫でしょ~」とのんびりムードです。
しかし、私が目指すスポーツ業界は競争率が非常に高い業界です。さらに、現時点で業界でのコネクションが全くない私にとって、早いうちから動き出さなければ手遅れになると感じていました。「目指しているポジションに近づくためには、今から経験を積んで人脈を作らなければ!」という焦りが大きなモチベーションとなりました。
そんな中、教授に相談してみると、偶然にも彼の知り合いがインターンを募集しているとの情報を教えてくれました。その組織は、日本で例えると「大学体育協会」のような誰もが知る大きな団体。「さすがに無理だろう」と思いつつも、思い切って履歴書を送付。すると、面接オファーが!さらに、その後ジョブオファーまでいただけることに!自分でも驚きました。
現在はデジタルマーケティングのポジションで主にSNSマーケティングを担当しています。上司たちはとても親切で、私が少しでも多くのことを学べるよう、フィードバックをくれたり、チームミーティングに参加させてもらったりしています。他部署の仕事を体験させてもらえる機会も多く、さらには年に一度の取締役会にも参加させていただき、本当に貴重な経験を積んでいます。
特に印象的だったのは、インスタグラムのフォロワーを二倍以上増やすことができたことです。各カレッジのスポーツチームの写真や動画を題材にしてコンテンツを作成するので、スポーツに直接関わりながら仕事ができるのは、本当に幸せです。この経験を通して、「スポーツマネジメントを選んで良かった!」と改めて感じています。
もちろん、毎日が順調というわけではありません。まだまだ未熟だと感じることも多く、精神的にしんどいこともたくさんあります。そして、インターン、アルバイト、学校生活のすべてをこなすのは正直大変です。でも、「この努力が数年後の自分につながる!」と信じて、なんとか乗り切っています(笑)。
